リスク工学研究会(RERM)

リスク・レジリエンス工学学位プログラムでは,定期的にリスク工学研究会(Risk Engineering Research Meeting : RERM)を開催しています。参加は自由ですので,教員,学生を問わず,専攻外の方でも,興味をお持ちの方はふるってご参加ください。事前申し込みは必要ありません。

趣旨

近年,個人・企業等の自然災害のリスクおよび社会リスクに対する関心は高くなってきている.

地球規模での高度情報化が進み,社会システムも複雑化する一方で,ひとつの事象を限定的な分野内で把握し,問題点を解決することは年々難しくなっている.

リスク評価の難しさは,社会の複雑化と密接に関連しており,リスクに対する関心の高まりは,昨今の複雑かつグローバルな社会事象を反映していると思われる.

そのような背景の中で,電子情報,機能工学,社会工学という「リスク」をキーワードとして集まった,異なる分野の研究者により構成されるリスク工学専攻には,これらのニーズに応えるポテンシャルがあると考えられる.

しかし,そのためには抽象的なレベルでの議論ではなく,具体的な構想を練らねばならない. それには次の二点が必要であると考える.

ひとつは,各構成員がリスク工学に適した研究をしっかりと進めていくことであり,もうひとつはこれらの各研究を可能な範囲で連携していきリスク工学専攻内での共同研究プロジェクトとして立ち上げることである.

それらが集まった時に自ずとリスク工学専攻としてのユニークな将来構想が見えてくる.

2020年度開催RERM

第188回リスク工学研究会

講演日時 2020年10月26日(月)18:15-19:15
場所 Zoomによるオンライン講演
講演者 秋元祐太朗氏(筑波大学大学院 システム情報系 構造エネルギー工学域 助教)
講演題目 エネルギーレジリエンス向上のための可視化、定量化技術
講演概要 コロナ禍のいま、リモートワークの増加や工場停止により電力需要が減少するなど、従前のエネルギーシステムは対応に苦慮している。地球温暖化が進みつつある今、新たなパンデミックや甚大な災害に対応するレジリエンス社会の構築が必要とされている。そのためには、環境性、経済性と同様に評価可能なエネルギーレジリエンス評価指標を確立することが重要である。講演では、これまで行ってきた燃料電池の診断技術や非常用電源の開発などエネルギーレジリエンスの可視化、定量化に関する研究を紹介し、今後の研究計画、構想についての展望を述べる。
企画担当・司会 鈴木研悟(システム情報系 助教:R2学位P担当)
問い合わせ先 2020年度RERM担当 鈴木研悟(kengo"at"risk.tsukuba.ac.jp)
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