研究重視のスタイルで,各学生独立した1テーマを担当し,学類生・院生問わず1年に1回以上の学術発表(電子情報通信学会,情報処理学会などの全国大会または研究会)を目標にしています.国際会議での発表も推奨しております.
情報システム・ネットワーク技術に関する研究・技術開発に興味のある学類生,大学院進学希望者を歓迎します(年度により受け入れ可能状況は異なります).将来,情報システム・ネットワーク技術領域の研究職を目指す方(博士後期課程進学歓迎),または情報システム・通信ネットワークの開発・運用,情報セキュリティマネジメントなどの分野へ就職を希望する方など,希望キャリアに合わせて進路指導いたします.
※社会人博士に興味のある方※
社会人博士課程の入学者も歓迎いたします.干川の企業研究所時代のノウハウも踏まえながら,過去の業務成果を最大限に活かすなど,効率的な研究計画を検討・指導していきます.特に情報システム・ネットワークインフラ等の研究開発や運用・管理のキャリアをお持ちの方は是非ご相談下さい.
また,当研究室は筑波大学の情報システム領域を研究する一部の研究室間で連携する『Security/Software/Hardware研究連携グループ(SSHアライアンス)』を組み,相互に協力しております.ゼミ活動(英語輪講,発表練習,進学・就活情報共有など)や学術情報メディアセンターの設備リソースを活用した研究推進など,各研究チームの得意領域・ノウハウを生かした活動を進めています.
●セキュリティとソフトウェア研究室(佐藤先生)
●データ駆動ネットワーキングアーキテクチャ研究室(三宮先生)
●プログラミング言語研究室(中井先生)
●サービスコンピューティング研究室(干川)
【略歴】
2009年,NTT東日本に入社.VoIPサービスシステムの運用支援ツール,Telecom系アプリケーション向けWeb基盤,災害用伝言サービス(web171)
などの情報通信システム開発を経験.
2013年,NTT研究所(ネットワークサービスシステム研究所)に転籍し,災害用伝言システム基盤の開発やIoT/AI向けネットワークサービスの基盤技術など研究.
2018年より国立高等専門学校機構 小山高専に着任.情報システム・ネットワーク技術の研究や情報セキュリティ教育研究を推進.
2023年4月より現職
民間企業の業務システムや商用サービス向けのシステム開発などのエンジニア経験を有する研究者.また,産業界・学術界それぞれの立場から産学連携の実績を持つ.研究テーマは実社会への適用を目標に,成果の社会実装や課題解決に向けた技術適用を積極的に推進している.
詳しい経歴・業績などはresearchmapまたは筑波大学 研究者総覧をご参照ください.
【大学の担当(所属)】
▼研究/大学院教育
大学院理工情報生命学術院 システム情報工学研究群 リスク・レジリエンス工学 学位プログラム
▼学類教育
情報学群 情報科学類
▼担当機関
情報環境機構 学術情報メディアセンター ネットワーク研究開発部門
【所属学会・委員等】
IEEE会員,情報処理学会(IPSJ)正会員,電子情報通信学会(IEICE)正員
2023年6月~ 電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン編集委員
2023年5月~ 電子情報通信学会 ネットワークソフトウェア研究会 運営委員
2024年6月~ 電子情報通信学会 サービスコンピューティング研究専門委員会 幹事補佐
2017年7月~ 電子情報通信学会 ソサイエティ論文編集委員会 査読委員