研究室配属希望者へ

 本研究室へ配属を希望される工学システム学類3年生、及び高専専攻科や他大学の方々へ、岡島研究室を紹介いたします。

 細かな質問等ございましたら松本(s2220539@s.tsukuba.ac.jp)までメールをお願いします。

 研究の進め方

 配属後まず最初に、各人の希望によりグループ分けを行い、PV、FC/H2、システムのいずれかの班に配属されます。その後先生とのディスカッションを通じて、細かい研究内容を決めていきます。先生から課題を与えられるだけではなく、先生を納得させる研究計画があれば、ある程度自由に研究テーマを決めることが出来ます。
 具体的な研究の進め方はグループや個人の研究テーマに左右されますが、文献調査や実験などで得たデータを用いて分析やシミュレーションなどを行い、問題解決へ取り組んでいく、というのが主な流れになります。工学的なデバイスの研究だけにとらわれず、ハード・ソフトの両面からアプローチを行い、広い視野で研究を進めることが岡島研究室の大きな特色です。

 学会

 積極的に発表することが推奨され、エネルギー・資源学会、日本太陽エネルギー学会などの学会に所属し、自身の研究を対外的に発表します。優れた研究成果を持つ学生は国際学会で発表することもあり、研究室の経費から補助を頂くことが出来ます。

 ゼミ

 ゼミは週1回行い、毎回3名程度の学生が発表を担当します。発表の内容は、学期や学年によって異なります。春学期はエネルギーや環境に関する報告書などの基礎的な文献のまとめ、秋学期は論文など最近の研究の調査報告や自分の研究成果発表、というのが一般的な流れです。なお、ゼミで報告される文献は、すべて英語で書かれたものです。
 研究室のゼミでは、学生の積極的な発言が推奨されます。先生方には、講義形式にならないよう、学生の質問を優先するようにお願いしています。これは学生が、他の人の話を聞いて疑問点を探し、その疑問を言葉にして相手に伝える能力を身につけるためです。また、聴衆の目や耳を意識し、多くの人に分かりやすいプレゼンテーションを行う訓練にもなります。これらはいずれも、社会に出てから必要とされる能力です。