都市リスク分析演習 Seminar in Urban Risk Analysis
システム情報工学研究科 リスク工学専攻
3学期,火曜4限,1単位,3B204


担当教官
E-mail 研究室 内線 オフィスアワー
熊谷良雄 kumagai@sk.tsukuba.ac.jp 3F1107 5371 火曜15:00 - 17:00
鈴木 勉 tsutomu@sk.tsukuba.ac.jp 3F1132 5186 月曜15:00 - 16:00, 金曜13:00 - 14:00
村尾 修 murao@sk.tsukuba.ac.jp 3F1026 5370 月曜10:00 - 11:30, 木曜10:00 - 11:30
TA
阿部英樹 habe@sk.tsukuba.ac.jp 3F1115 5592


お知らせ
次回:最終プレゼンテーションは,2月28日(金),3B409教室にて行います.

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授業概要・課題内容 スケジュール 資料その他

授業概要
都市型災害の事例分析や被害予測などの題材を通して,都市リスクの把握・分析・評価・管理の方法を習得する.

課題内容
以下のいずれかについて,各種データの収集・分析を通して,都市におけるリスクの分析方法を習得する.
  1. 近年の国内外における自然的または人為的な大規模災害を対象とし,その発生プロセス,直接的および間接的被害発生のメカニズム,対応(危機管理)システム,時空間的な影響などについて,定性的な分析を踏まえ,都市における各種リスクの定量的な分析にアプローチする.
    1. 大規模災害事例の選定
    2. 被害発生メカニズムの解明
    3. 災害対応の経緯把握
    4. 災害リスクの地域特性の定量的分析
  2. 大都市地域の既成市街地におけるリスクの分析手法として提案されている「危険エネルギー(横浜市)」,「地域危険度測定(東京都)」,「ハザードマップ(火山や水害)」,「地震被害想定(内閣府防災担当の支援システム)」などの方法論を詳細に分析した上で,地理情報システム:GISおよび既成のデータを用いて,都市における各種リスクの定量的な分析にアプローチする.
    1. 既存のリスク分析手法の把握
    2. GISによる空間操作・空間解析手法の習得
    3. 災害リスクの地域特性の定量的分析
本年度は,II.のうち,東京都による「地域危険度測定」の方法論を詳細に調査し,市街地データをもとにその定量化方法を解析・再現し,GISを用いて市街地空間データからリスク評価に至る手順を理解する.

教科書・参考書
特に指定しない.

成績評価
授業への出席状況および発表内容,成果物(レポート)にて評価する.

スケジュール
月日作業内容
12月3日(火) オリエンテーション
東京都「地域危険度測定」についての概説
12月10日(火)
(1.2MB)
ARC Viewによる市街地データ処理および
空間操作方法習得
12月17日(火)
(316KB)
ARC Viewによる危険度基礎データの使用
12月24日(火)
(128KB)
建物倒壊危険度測定方法の把握
課題発表
建物倒壊危険度の計算[宿題]
宿題のデータファイル(Excelファイル・32KB)
1月14日(火) 宿題の提出
各自の課題計画書発表
1月21日(火) 作業
1月28日(火) 作業
2月4日(火) 作業
2月18日(火) 作業
2月28日(金) 最終プレゼンテーション
3月4日(火) レポート提出(予備日)

資料その他
スケジュール表の日付をクリックすると,課題説明書(pdfファイル)をみることができます.

リンク
東京都都市計画局・第5回地域危険度測定調査のサイト

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